フィリップ・ドゥクフレ来日!

5/13/2014

ひょんなご縁から店を通じて仲良くなった女の子。離れているのでなかなか会うことはできませんが、時々メールでお勧めの音楽やアートを伝え合う仲です。その女の子から一通のメールが。「フィリップ・ドゥクフレ来日しますね。」と!

オリンピックの開会式・閉会式のパフォーマンスは、その国の文化や歴史が取り入れられ観ていて楽しいものです。今年のソチオリンピックでも、シャガール、ストラヴィンスキー、ドフトエフスキーらにフォーカスをあてた演出があったり、ロシア2大バレエ団、ボリショイバレエとマリインスキーバレエとの夢の競演!があったりと見応えたっぷりの素晴らしいものでした。

そんな素晴らしい開会式・閉会式が多い中で私が一番好きなのは1992年アルベールビルオリンピックのもの。この式を演出したのが当時31歳の若さで大抜擢されたフィリップ・ドゥクフレなのです。

白い冠に苺のケーキのような赤いスカートを身に付けた女の子が登場し国歌「ラ・マルセイエーズ」を歌う。それをはじまりに、太鼓と笛が重なり合う怪しげな音楽に合わせて、不可思議なコスチュームのダンサーが続々と登場。サーカスやダンスの要素をふんだんに取り入れながらスポーツと芸術をうまく融合させ、おもちゃの国のパレードを覗きこんでしまったかのような不思議な世界が繰り広げられました。

アルベールビルオリンピック AFP/ERIC FEFERBERG

こちらに詳しく内容をまとめてくださっています⇒ フィリップ・ドゥクフレ/アルベールビルオリンピック開閉幕式
また、フランスのLe Mondeの記事から当時の映像が見られます⇒Les cérémonies des JO, un art chorégraphique

アルベールビル開会式を通じて知ってからは映像では観たことがあったのですが舞台を観るのは今回が初めて。今回、8年ぶりの来日だそうです。ダンス、アクロバット、サーカス、影絵などに興味がある方はぜひ。長い間待ち焦がれていたので本当に嬉しいです。企画してくださった方に感謝。来月の公演が本当に楽しみです。



彩の国さいたま芸術劇場開館20周年記念
フィリップ・ドゥクフレ カンパニーDCA 『PANORAMA ―パノラマ』
大人も子どもも虜にするアクロバットとダンスのファンタジー 摩訶不思議なスペクタクル

2014年6月13日(金) 開演19:30
14日(土) 開演15:00
15日(日) 開演15:00

6月18日 まつもと市民芸術館
6月22日 北九州芸術劇場
6月28日~29日 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール



You Might Also Like

0 comments

Like us on Facebook

**/