年末年始 休業日 12月30日(日)~1月3日(木)まで
1月4日(金)から通常通り営業いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
1月4日(金)から通常通り営業いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
©Agusti Torres "Paso Doble"
1か月程前に愛知芸術文化センターでおこなわれていたダンス・フィルム・フェスティバル。フランスや世界のコンテンポラリーダンスのフィルムが5日間にわたって上映されていました。昼過ぎから夜まで無料で映像を流しているので、お店が終わってから最後の1本を観るために駆けつけました。
中でも印象的だったのが、 "Paso Doble"『パソドブレ』。スペインのアーティスト、Miquel Barcelóと、ダンサーJosef Nadjの2人による、粘土質の床や壁を体や道具を使って形を変えていくパフォーマンスアート。壁や床の粘土が変形していくに従って、次々にあらわれる世界。化石が発掘された地質のような、惑星のような世界が消えては現れ、現れては消え。粘土の壺を頭にかぶったり、取って投げつけたり、人が壁へと同化して静かな終焉を迎える。とてもよかった!実際に観てみたい。
『パソドブレ』 2006年 41分
写真 “Paso Doble” http://agustitorres.com/2006/ 07/21/paso-doble-4/
1か月程前に愛知芸術文化センターでおこなわれていたダンス・フィルム・フェスティバル。フランスや世界のコンテンポラリーダンスのフィルムが5日間にわたって上映されていました。昼過ぎから夜まで無料で映像を流しているので、お店が終わってから最後の1本を観るために駆けつけました。
中でも印象的だったのが、 "Paso Doble"『パソドブレ』。スペインのアーティスト、Miquel Barcelóと、ダンサーJosef Nadjの2人による、粘土質の床や壁を体や道具を使って形を変えていくパフォーマンスアート。壁や床の粘土が変形していくに従って、次々にあらわれる世界。化石が発掘された地質のような、惑星のような世界が消えては現れ、現れては消え。粘土の壺を頭にかぶったり、取って投げつけたり、人が壁へと同化して静かな終焉を迎える。とてもよかった!実際に観てみたい。
『パソドブレ』 2006年 41分
写真 “Paso Doble” http://agustitorres.com/2006/
2012年12月24日(月・祝) tico moon クリスマスライブ at ミュシカ
1部 開場 14:30 スタート 15:00 ×
2部 開場 18:30 スタート 19:00 ×
チャージ: 3000円 (飲み物 & 福岡 ラクレさんのお菓子つき)
ご予約先: ミュシカまで TEL:052-737-8601 または CONTACTページより
ご希望時間、お名前、参加人数、ご連絡先をお知らせください。
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<演奏> TICO MOON
2001年7月、ハープ奏者/吉野友加と、ギター奏者/影山敏彦によって結成されたデュオユニット。アイリッシュハープとアコースティックギターという、他ではあまり聴く事の出来ない温かく透明感のあるその演奏や楽曲には定評があり、全国各地のカフェやギャラリー等でコンスタントにライブを行っている。
<お菓子> 福岡 ラクレさん焼き菓子 / 体に優しい素材を厳選し、小さな工房で丁寧に焼いています
<飲み物> スパイス入りホットワイン・グリュッグ (ノンアルコールあり) / 北欧クリスマスの飲物
<飾付け> ミュシカ / 昨年に引き続き、北欧のクリスマスをイメージしてデコレーションをおこないます
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今年はクリスマス・イブという特別な日にtico moonさんのライブを開催させていただく運びとなりました。
透明感のあるハープと、包み込む優しいギターのハーモニーが美しいtico moonさんの演奏と、ラクレさんのクリスマス焼菓子、北欧の飲み物、空間を彩るクリスマスデコレーション。小さなクリスマスライブをお楽しみください。みなさんにとって特別な1日となりますように。
動物たちと一緒に楽しめる、クリスマス移動彫刻動物園が代官山にやってくる!
彫刻家はしもとみおさんの木彫の動物たちと北欧アンティークが出会い、クリスマスを演出。動物たちのパーティーに迷い込んだような空間がひろがります。小さなこどもから、大人まで楽しめる展示です。 今回展示コーディネートをさせていただきました。期間中にはみおさんによる木彫りワークショップも開催されます。お買い物の合間に、ぜひお立ち寄りください。
■「動物たちと過ごすクリスマス」 彫刻家はしもとみお × 北欧アンティーク ミュシカ
日 時:12月1日(土)~25日(火)
内 容:人気彫刻家はしもとみおさんと北欧アンティークショップ「ミュシカ」コラボによる、今にも動き出しそうな木彫りの動物たちが館内を彩ります。
会 場:代官山アドレス・ディセ2階吹抜け特設会場 (協力:Myshica)
produced by Sigur Rós The valtari mystery film experiment
[シガーロス プロデュース "valtari" 世にも奇妙な映像実験 上映会]
2012年12月8日(土) ×
2012年12月9日(日) ×
open 18:40 start 19:00 (about 1.5-2h)
charge ¥1,500 place ミュシカ店内にて
■予約先:ミュシカまで TEL:052-737-8601 または CONTACTページより
希望日、人数、お名前、ご連絡先をお知らせください。
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アイスランドを代表する世界的バンド、シガーロスが12人の映像監督に同じ予算を渡し、彼らの最新アルバム 『ヴァルタリ〜遠い鼓動』を聴いて感じたままに映像を制作してもらうというユニークな映像実験企画。今回は 全世界を対象に、映画館、クラブ、サロン、カフェなどで行われる同時上映会にミュシカも参加。 アルバム曲に合わせて制作された17本のオフィシャル映像&一般公募による映像を上映いたします。
●シガーロス 日本オフィシャルサイト 世にも奇妙な映像実験 世界上映会
●sigur rós valtari film experiment オフィシャルサイト (英語)
●valtari film experiment 世界上映会場リスト (英語) (中央下 see all screening をクリック)
●sigur rós official site (英語)
店頭にはウールのクッションや織物が並び始めています。中でも今年は上質なクッションがたくさん集まりました。織りや刺繍の古いクッションはどれも手仕事で作られています。右側の小さめのクッションは、北欧の伝統的な刺繍、ツヴィスト刺繍のもの。一針一針丁寧に刺繍された美しい鳥の古典柄。
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『鉱物見タテ図鑑 鉱物アソビの博物学』記念企画
鉱物アソビの博物サロン
2012.10.5-28 11:00-19:00 会期中無休 著者在廊日 10.5-7
・「鉱物アソビ」著者フジイキョウコさんによってセレクトされた鉱物と、アンティークのサロン空間。
秋らしく過ごしやすい気候になってきました。静かな夜には読書などいかがでしょう。
手元を照らすのに便利なスウェーデンのヴィンテージ木製アコーディオンライトが入荷しています。アーム部分が伸縮するので、使用していない時は小さく畳んでしまえて、手元にスイッチがあるのでとても機能的。アコーディオンライトですと、鉄製のインダストリアルな雰囲気のものをよく見かけますが、北欧では木製も多く見かけます。
灯りを大切にする北欧はライトの演出が上手。メインライトは消してウォールライトだけを灯して音楽を聴いたり、本を読んだり心地良い時間を過ごします。電球は口金E26の通常タイプ。写真はエジソンの復刻電球を使用しています。アコーディオンライトはデザイン違いでいくつか入荷していますのでお気軽にお尋ねください。
10月29日(月)& 30日(火)は企画展示終了後の商品入れ替えの為 臨時休業させていただきます。
ご迷惑おかけいたしますが宜しくお願いします。
ご迷惑おかけいたしますが宜しくお願いします。
2012.10.21 sun 東京 大江戸骨董市に出店致します。
北欧の刺繍や織のクッション、タペストリー、サーミ民族のブーツ、機械の図面など持っていく予定です。
過ごしやすい季節になってきました。散歩がてらぜひ遊びにいらしてください。
皆さまにお会いできますのを楽しみにしています。
※ミュシカは通常通り営業致します。
●大江戸骨董市HP
10月19日(金)より、新商品が入荷したします。
北欧から届いた温かさを感じられるアンティークの品々。ツヴィスト刺繍のクッションや、織りのクッション、多彩なウールの糸で織られたアンティークタペストリー、細やかな手仕事が美しいアンティークサンプラー、北欧の冬には欠かせない真鍮のキャンドルスタンド、長年使い込まれた年月を感じる艶のある頑丈なバスケットなど。
お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ。
今回の「鉱物アソビの博物サロン」展で協力いただいている、antique Salonさんの1850年頃のフランスの動物銅版画です。孔雀の銅版画と、くじゃく石。孔雀の羽根のような艶が美しい。
銅版画は様々な鳥類、サルや鹿などたくさんありますのでお手にとってご覧ください。
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『鉱物見タテ図鑑 鉱物アソビの博物学』記念企画
鉱物アソビの博物サロン
2012.10.5-28 11:00-19:00 会期中無休 著者在廊日 10.5-7
・「鉱物アソビ」著者フジイキョウコさんによってセレクトされた鉱物と、アンティークのサロン空間。
理科系には理科系を。現在、日本で手吹きで作られている腰高シャーレー。
蓋と本体を重ねると、鉱物のような小さなものにぴったりなガラスドームに変身です。
腰高シャーレー 小 1,850円 大 2,200円
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『鉱物見タテ図鑑 鉱物アソビの博物学』記念企画
鉱物アソビの博物サロン
2012.10.5-28 11:00-19:00 会期中無休 著者在廊日 10.5-7
・「鉱物アソビ」著者フジイキョウコさんによってセレクトされた鉱物と、アンティークのサロン空間。
メリエスの映像を見て思い浮かんだのは、フィリップ・ドゥクフレの映像。30代という若さで、アルベールオリンピック(1992年)の開会式・閉会式の演出を任されたフランス人のダンサー、振付家、演出家で、個人的に好きな振付家の一人です。アルベールオリンピックの開幕式はダンスとサーカスの世界を融合させた思い出すだけでも心が震えるくらい素晴らしい世界!オリンピック開会式という大きな規模で、あんな幻想的な世界観をみせてくれるなんて!と感動したものです。映像はフィリップ・ドゥクフレの"abracadabra"。じわじわと頭の螺子をゆるめてくれます。
映画「月世界旅行」より
19世紀末から20世紀頭にかけて活躍したフランス人映画製作者ジョルジュ・メリエス。奇術師だったメリエスは当時発明されたばかりの映画の世界に魅かれ、奇術師ならではのトリックをふんだんにつかった映画を作りあげました。その映像はシュールそのもの!今年はメリエスが制作した、「世界初のSF映画」と言われている「月世界旅行」生誕110周年記念ということで、「月世界旅行」の彩色版が上映されています。フィルムの1コマ1コマを手作業で彩色したカラー版。破棄、紛失によってもう発見するのは不可能だろうと思われていた彩色版が奇跡的に発見され、復元されて今回の上映に至ったようです。
名古屋では名古屋シネマテークにて上映中。10月6日~12日まで。短期間なので気になる方はお見逃しなく。
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「メリエスの素晴らしき映画魔術&月世界旅行」公式HP
名古屋シネマテーク HP
鉱物と、押し花と、蝶々の博物画 -自然の魅力が溢れだす-
10月5日(金)から始まりました、「鉱物アソビの博物サロン」展。初日から本当にたくさんの方にご来店いただき、ありがとうございました。5日から7日まで在店くださった『鉱物アソビ』の著者フジイキョウコさんには、トークイベントをしていただいたり、店頭でお客様に石の魅力をお話いただいたりと、鉱物を囲んで話が膨らみ、人と人とがつながっていく、愉しいサロン空間が生まれました。
学術的な提示でもなく、パワーストーンといったとらえ方でもなく、天然そのままの形、色といった美しさを日常に取り入れて愉しむことを提案してくださっているフジイさん。人の手を加えたわけでなく、何万年、何億年という時間によって作り出された鉱石は、同じく時間による色褪せや朽ちた表情を見せるアンティークととて良い相性をみせています。
今まであまり石に触れたことのなかった方も、自然の造形美に驚かれ、石の魅力を改めて発見して、「期間中、通います!」と言ってくださる方もいらっしゃって嬉しく思っています。
フジイキョウコさんの著書にも「ヴンダーカンマー」というキーワードが見られるように、今回の展示の裏テーマには「ちいさなヴンダーカンマー」というのがありました。ヴンダーカンマーとは、15世紀から18世紀ヨーロッパ、主に貴族や学者の間で作られた博物陳列室のことで、世界中から珍品が集められ陳列されました。自然のものから人工的なもの、古代、舶来のものまで珍しいものがたくさん。ダークな印象が取り上げられがちですが、やはり天文や、動植物、鉱物などといった自然の驚異は欠かせないものでした。今回は、店というキャビネット空間に、自然の驚異である鉱物を並べ、ヨーロッパのアンティークとともに展示できたのはちいさなちいさな自己満足でもあります。
展示は10月28日まで、会期中は無休で営業しています。色々な方に見ていただければ嬉しく思っています。皆様のお越しをお待ちしています。
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『鉱物見タテ図鑑 鉱物アソビの博物学』記念企画
鉱物アソビの博物サロン
2012.10.5-28 11:00-19:00 会期中無休 著者在廊日 10.5-7
・「鉱物アソビ」著者フジイキョウコさんによってセレクトされた鉱物と、アンティークのサロン空間。
黄鉄鉱×水晶
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『鉱物見タテ図鑑 鉱物アソビの博物学』記念企画
鉱物アソビの博物サロン
2012.10.5-28 11:00-19:00 会期中無休 著者在廊日 10.5-7
・「鉱物アソビ」著者フジイキョウコさんによってセレクトされた鉱物と、アンティークのサロン空間。
石が万歳しているみたいです。これも天然の色、形。
カバンサイト(インド産)。 スウェーデンの古いアルバムにのせて。
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『鉱物見タテ図鑑 鉱物アソビの博物学』記念企画
鉱物アソビの博物サロン
2012.10.5-28 11:00-19:00 会期中無休 著者在廊日 10.5-7
・「鉱物アソビ」著者フジイキョウコさんによってセレクトされた鉱物と、アンティークのサロン空間。
<写真>antique SalonさんHPより
名古屋の丸の内にある、とあるビルの階段を上ると、艶めかしく、美しい、非日常的空間が広がっています。antique Salonさんのお店です。10月5日から始まる企画展の「鉱物アソビの博物サロン」というタイトル が決まり、『鉱物アソビ』の著者フジイキョウコさんと、鉱物を中心に博物を楽しめるサロン空間を作りあげれたらと話していた時にantique Salonさんが真っ先に頭に浮かびました。今回、快諾くださって、フランスのアンティークを展示協力していただけることになりました。1800年代中頃の博物画や、古い瓶、紙箱、紙物が鉱物と一緒に博物サロン空間を作りあげます。
また、今回は特別に展示の一角に、鉱物を使ったカトウユカリさんの作品も展示いたします。
天然の鉱物と、フランスのアンティークと北欧のアンティーク。鉱物もアンティークも、年代も場所も様々なところから集まったものです。煌めく鉱物を手に、時間旅行をしてみるのも楽しいのではないかと思います。
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『鉱物見タテ図鑑 鉱物アソビの博物学』記念企画
鉱物アソビの博物サロン
2012.10.5-28 11:00-19:00 会期中無休 著者在廊日 10.5-7
・「鉱物アソビ」フジイキョウコさんセレクト 鉱物の展示販売
●antique Salon HP
●カトウユカリ HP
『鉱物見タテ図鑑 鉱物アソビの博物学』記念企画―「鉱物アソビの博物サロン」展が2週間後となりました。著者のフジイキョウコさんと打ち合わせをしながら、鉱物に合うように、どんなアンティークの世界を創ろうかと空想を広げながら準備をしています。
写真はフジイキョウコさんの鉱物シリーズの最初の本、『鉱物アソビ 暮らしのなかで愛でる鉱物の愉しみ方』。 鉱物に出会える博物館や店、鉱物とアーティスト、鉱物の愛で方の提案、日本文学に登場する鉱物の紹介など、独自の視点から天然の鉱物の魅力を伝えてくれています。
期間中は、フジイキョウコさんがセレクトされた鉱物が店内に数多く並び、展示販売されます。手軽に手にすることができる氷砂糖のようなちいさな鉱物や、ヨーロッパのミネラルショー(鉱物の展示即売会)で買い付けていらしゃったユニークな鉱物など、鉱物の博物サロン空間が広がります。著書の販売もあります。この機会にぜひ鉱物の愉しさを感じてみてください!
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『鉱物見タテ図鑑 鉱物アソビの博物学』記念企画
鉱物アソビの博物サロン
2012.10.5-28 11:00-19:00 会期中無休 著者在廊日 10.5-7
・「鉱物アソビ」フジイキョウコさんセレクト 鉱物の展示販売
・著書の販売
『鉱物アソビ 暮らしのなかで愛でる鉱物の愉しみ方』
『鉱物見タテ図鑑 鉱物アソビの博物学』
・アンティーク、鉱物作品展示販売 協力 antique Salon, カトウユカリ
他
◆トークイベント 「鉱物アソビのサロントーク」
『鉱物アソビ』の著者フジイキョウコさんをお招きして、鉱物の魅力、愉しみ方などお話を伺います。
10月7日(日)13:30-15:00
参加費:1,000円(お菓子のようなプチ鉱物付)
詳細はINFOページをご覧ください。
今、手元にあるのは時間(時代)も空間も越えて、縁あってここにやってきていて、その出会いが嬉しく、ありがたいなといつも感じます。店にモノを並べて飾るときには、そのモノが一番輝いてみえるにはどうしたらいいかなといつも考えます。モノと対話しながら、ひとつひとつ、そのモノが輝くステージ作りをする裏方の役目を担っている気持ちです。少しでも輝けるステージで、来て下さる方の目に触れてもらえたらモノも喜んでくれるのではないかなと。そして長く大切に使ってくださる方のもとに旅立っていくと、そのつながりがとても嬉しく感じるのです。
店を閉める時間になるとシャンとしていたアンティークたちも少し力を抜いている感じがして、今日も一日お疲れ様でしたといいたくなる。店主がいなくなったあと、肖像画は表情をゆるめ、オブジェは動き、物たちはひそひそ話始めるのかな。こっそりのぞいてみたい。
日が暮れるのが早くなったので、閉店する時間はあたりは真っ暗になります。
ついこの間まではまだ薄明るかったのに。
閉店後、明りを最小限にして作業をしていると、その小さな明りが照らす店内が趣があって居心地がよく、
意味もなくぼーっと眺めてしまいます。
影まで美しいデンマークの洋銀のトレイ。引き込まれる影の世界。
9月7日(金)よりミュシカAutum Collection 「Silent Objects」が始まりました。残暑厳しい中足を運んでくださり、皆様ありがとうございます。「Silent Objects」というテーマで買い付けてきたアンティークたちは、確かな存在感を放ちながら静かに佇んでいます。様々なアンティークとともに、店内もまた違った顔をみせています。お時間ございましたら、ぜひお立ち寄りくださいませ。
倒されるのを待つボーリングピン ガラガラガラ・・・
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◆MYSHICA AUTUMN COLLECTION Vol.1
「SILENT OBJECTS」 2012.9.7 fri - ミュシカにて
「SILENT OBJECTS」をテーマに、北欧で買い付けたコーヒーミルや天秤、ホルンなど、
静かな佇まいと優美な存在感が光るユニークなオブジェが揃います。
ガリガリガリ・・・ 静寂の音
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◆MYSHICA AUTUMN COLLECTION Vol.1
「SILENT OBJECTS」 2012.9.7 fri - ミュシカにて
「SILENT OBJECTS」をテーマに、北欧で買い付けたコーヒーミルや天秤、ホルンなど、
静かな佇まいと優美な存在感が光るユニークなオブジェが揃います。
『鉱物見タテ図鑑 鉱物アソビの博物学』記念企画
鉱物アソビの博物サロン
2012.10.5-28 11:00-19:00 会期中無休 著者在廊日 10.5-7
暮らしの中での鉱物の愉しみ方を提案する「鉱物アソビ」フジイキョウコ。『鉱物アソビ』『見タテ図鑑』といった著作で紹介された鉱物の世界は、時に砂糖菓子や星、花を想わせる造形美がひろがっています。そんな何億年もの年月が創りだした鉱物の美しい世界が、antique Salonとミュシカのアンティークが彩る空間に現れます。
自然が創った彫刻=鉱物と、博物系アンティークを愉しむサロン空間でミネラルワールドへの時間旅行をしませんか?
◆トークイベント 「鉱物アソビのサロントーク」
『鉱物アソビ』の著者フジイキョウコさんをお招きして、鉱物の魅力、愉しみ方などお話を伺います。
10月7日(日)13:30-15:00 × 満席 たくさんのお問い合わせありがとうございました。
参加費:1,000円(お菓子のようなプチ鉱物付)
場所:ミュシカ分室
予約:電話
Tel:052-737-8601
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鉱物アソビ フジイキョウコ
『鉱物アソビ 暮らしのなかで愛でる鉱物の愉しみ方』
『鉱物見タテ図鑑 鉱物アソビの博物学』
アンティーク antique Salon & ミュシカ
欠片ノ標本 カトウユカリ
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ブックマークナゴヤ参加企画
東京の骨董市へ出店いたします。
2012.9.15 sat 青山骨董通りウィークリーストリートマーケット
2012.9.16 sun 大江戸骨董市
関東方面の皆さま、お会いできますのを楽しみにしています。
※ミュシカは通常通り営業致します。
●青山骨董通りウィークリーストリートマーケットHP
●大江戸骨董市HP
9/7(金)からのMyshica Autumn Collection 「SILENT OBJECTS」に向けて準備をしています。買い付けてきた物たちを目の前に、ひとつひとつメンテナンスをする日々。作業は沢山あるので、毎回慌ただしくはあるのだけれど、実はこの時間が一番好きなのかもなと思います。物と向き合ってじっくりみていくと、買付の時には気がつかなかった事に気がついたりする。写真はスウェーデンのマーケットで出会った1950-60年代の日付スタンプ。上につけられたナンバープレートの螺子が片方取れてしまっていて、針金でくるくると留め直してある。こうやって確かに誰かが使っていて、いつの時代かわからないけれど、修理された痕跡がみられると、昔の人の手を身近に感じることができて、可愛がられてきたんだな、大切にしなくちゃなと、なおさら愛おしくなる。
年月だけではないけれど、それでも100年前や200年前のアンティークを手にすると、長い年月色んな人の人生を共にして、人の手を何度か渡り、時には迷子になったりしながら、それでもずっと存在しつづけて、今不思議なご縁でここにいるんだなと感慨深くなる。私たちのところにいるのは100年、200年の年月からするとほんの少しの時間だけれども、それでも時間も空間も越えて出会ったことはとても嬉しいし、大切にしたいなと。北欧で使われてきた物たちも、まさか200年後にはるか東の果ての日本へやってくるとは、この世に誕生した時には思いもしなかっただろうな。
そんなことをぐるぐる思いながらまた作業に戻ります。新商品がたくさんミュシカ店頭に並びますので、よろしければ足を運んでいただければ嬉しく思います。
19世紀末頃のスウェーデン製ククサ。ククサとは白樺の瘤(コブ)の部分を繰りぬいて作られた飲物用カップのことで、もともとは北欧少数民族サーミ人が使っていたものです。現在はマグカップのような形のククサをよく見かけますが、古くはこういった形をしたものが多く見られました。隆起しているような不思議な瘤の木目。柄の部分は使い込まれた滑らかな艶が感じられます。
裏側にはEの文字。サーミ人はククサを腰にぶら下げて森へ出かけ、小川の水を飲んだりしていたようです。
写真はフィンランド国立博物館に納められているサーミ人が使っていた古いククサ。
こちらのスウェーパスクも含め、9月7日(金)からは「SILENT OBJECTS」をテーマに先日北欧で買い付けたアンティーク品が店頭に並びます。お時間ありましたらぜひお立ち寄りくださいませ。
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◆MYSHICA AUTUMN COLLECTION Vol.1
「SILENT OBJECTS」 2012.9.7 fri - ミュシカにて
「SILENT OBJECTS」をテーマに、北欧で買い付けたコーヒーミルや天秤、ホルンなど、
静かな佇まいと優美な存在感が光るユニークなオブジェが揃います。